当事業所では、生産の場としての水準を高める為に、利用者の作業能力向上・作業内容の拡充・作業量の確保の３点に力を入れています。
支援視点としては「どのように利用者の能力向上を目指すか」「どのように作業提供を行うと、利用者自身で作業を完成できるか」という点について支援員一同力を注いでいます
また、作業活動の際には、本人の作業能力や障がい特性を補完する「治具(※印参照)」という道具を活用し、数量誤り等のミスを防ぐ取り組みを行っています。
※治具の使用例…定められた数の物を袋に入れる作業の際に、数の数え方が苦手な方に対して、袋に入れる物の数を示した紙を使用。作業者はその紙に物を並べてから袋入することで、間違いがなく作業が行えます。

数種類の金属部品の小分けや袋詰めを行っています。袋詰めの際は、数量や質量の計量を実施し、失敗の防止に努めています。

引越しセンターが引越し作業時に活用する布団梱包用の袋を加工およびセンター発送用に袋詰めを行う作業や、自転車部品の輸送時に使用する段ボール製の仕切りの組立に取り組んでいます。